■PowerBookG3キーボードアップグレード
1999/10/28に、アップルコンピュータ社から、同社が販売しているPowerBookG3のキーボードを交換するサービスを始める旨の発表があった。発表翌日から、アップグレードサービスを行うサービス代行店には、相当数の問い合わせがあったのは事実である。
このアップグレードは、従来標準装備であったJIS配列のキーボードを、英語版のASCII配列のものに交換するサービスである。もちろん、これは有償のサービスであり、アップルコンピュータ社の三カ月間の保証がつく、正規の商品である。今までも、平行輸入業者がASCII配列のキーボードを販売していたことはあったが、今回はアップルコンピュータ社が自ら行う点が相違点である。もちろん、平行輸入業者の行うASCII配列キーボードについては、アップルコンピュータ社では保証は行わない。
■限定!?
気をつけてほしい点がいくつかある。まず、このアップグレードサービスが機種限定であることだ。掲載した記事によっては、「PowerBookG3」とだけしか対応機種を書いていないものもあるのだが、要するにPowerBookG3'99の2機種(333MHz/400MHz)だけなのである。また、これらの機種のキーボードは、他のPowerBookG3各機種のキーボード用のコネクタとは互換性をまっっっっったくもたないため、それらへの流用ができない。したがって、PowerBookG3'97/'98のユーザーは、今回のアップグレードキットの対象からは外れてしまうのである。
次に、このアップグレードサービスは、サービス代行店の一部に限定されたものであることだ。したがって、一般のショップには流れない(はず)のだ。おそらく、各サービス代行店では準備しているだろうし、各ショップもそちらへ問い合わせをするように連絡が回っているはずである。
最後に、この機種でASCII配列のキーボードに変更した後に、IM上で正しい配列として認識されないという可能性があることだ。ATOK系のように、完全にシステムに対応しておらず、機種とキーボード配列の組み合わせを探るようなIMでは、特に記号が正しく入力されない可能性がある。とりあえず、キー配列がまともに認識されないようならば、背面I/Oドア内部に記載されているリセットを試して見るといいだろう。
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