電子ブックのイメージファイル化
2001/11/03初出
現在、EPWing形式の辞書は、それほど多くがリリースされているわけではない。これは、電子ブックプレイヤーが大型化しがちだが多くの情報を収録できるCD-ROM形式から、テキストデータ中心でROMの形でデータを内蔵するICディクショナリー系に移行したことが理由としてあげられる。また、FreEPWing等で配付されている自由配付可能な辞書も、実際にはそれほど多くはない。それでも、「悪魔の辞典」の様な有名所から、英和/和英/英英といった実用的な辞書まで、多種多様な辞書が提供されている。
ここでは、一応、自由な配付が許されている辞書に関して、CeDarで使用できる簡易な環境を構築してみよう。当然ではあるが、FreEPWingのページからは、MacOSマシンで辞書を使用する方法がリンクされているが、私の個人的な意見で言えば、イメージファイルの作成が望ましいと思われる。これは、マシンの性能の向上による検索速度等の改善と、どのマシンに移動させても手軽に扱えるためである。イメージファイル化する目的は、以下の理由による。
- イメージファイルをマウントするだけで、CeDarが起動時に認識し、自動的に辞書が使えるようになる
- CD-ROMドライブがない、あるいはCD-ROMドライブに別のメディアを入れておきたい
- 家庭内サーバー等にコピーしても、ネットワーク経由の検索等が可能になる
ついでに言うのならば、smiMaker等でセルフマウント形式にしておけば、DiskCopyがない場合でも対処できるので、それにこしたことはないだろう。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、ReadMe等の文書とともに、辞書本体が含まれたフォルダがあるはずだ。早速だが、この解凍したフォルダそのものをイメージファイル化してしまおう。必要なものはDiskCopyだが、最新版の6.3.3がアップルコンピュータ社のFTPサイトから入手できるので、これを用意しておこう。もちろん、現行のマシンであれば、システムCD-ROMにも含まれているので、これをダウンロードする必要はない。用意ができたら、DiskCopyにフォルダごとドラッグ&ドロップする。すると、図1のような画面が表示されるので、適当な名前をつけて、ファイルを保存する。これだけで、イメージファイルとして作成され、そのままマウントが可能なのである。この時に、イメージをマウントすると言うチェックをつけておけば、イメージファイル化した直後にCeDarを起動しても、そのまま辞書の利用が可能である。
(図1)
あるいはDiskCopyを起動した後に、イメージメニューから「フォルダのイメージを作成」を選択すれば、元フォルダの指定の後に、同じダイアログが表示されるはずだ。システムフォルダ直下の起動項目フォルダにこのファイルのエイリアスを作成しておけば、次の起動時からは自動的にイメージファイルを解凍し、マウントするようになるはずだ。
実際には、イメージファイル化しなくても辞書は使えるのだが、CeDarの場合には特定フォルダにエイリアスを作成する等の手間がかかるし、フォルダを移動させたら作り直しなので、イメージファイル化の方がスマートだと思えるのだが。検索に関しても、イメージファイル化した方が遅いと言う話も聞くが、CPU他の高速化の恩恵により、実用範囲内であることから気にする必要はない。それにしても、もっと手軽に辞書そのものを作成するツールがないものか?
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